4-5です。特大発動艇+一式砲戦車があれば対地火力はかなり強くなるので、ボスへの攻撃力を少し甘えてみることにしました。自然入渠で回すことができる海防艦を使ってバケツ消費を実質的に減らします。
編成
⇒制空権シミュレータ v2
⇒作戦室 - jervis.vercel.app
制空値:225
道中2戦(ADHTまたはCDHT)ルートを通ります。
- A/C…戦闘なし
- D…制空値なし(対潜)
- H…制空値なし
- T…225で92.76 %優勢(138/207/414)
ーー
軽巡1+駆逐3を編成すれば4-5の最短ルートを通ることができるので、軽量編成である程度のボスS勝利率があればボスS勝利あたりの消費資源を小さく抑えることができるというコンセプトです。
今回は、海防艦を使用してバケツを使わずに入渠させることでバケツ消費を削減する試みです。最短ルート固定条件の軽巡1+駆逐3の駆逐艦は海防艦に入れ替えることができます。
龍鳳戊+瑞鳳乙
この編成の火力担当2隻です。今回は海防艦を使うためHマスをより重視したいと考えました。少し制空値が低くなりますが、艦攻4枚の構成にしています。これによってボスマスの制空権で優勢を取れる確率が92.76%になったようです。
(実際のこの編成で周回して10%程度拮抗になっていました)
各艦載機が枯れることはありませんが、瑞鳳の15機のスロットはたまに熟練度が低下します。そのまま使い続けると回復するのでそのまま使い続けます。
例によって空母2隻は旗艦をローテーションしてキラキラを維持します。
矢矧改二乙
お馴染みの最強軽巡です。矢矧の装備はこれに固定されてきました。
・Верныйよりも先に動いてほしいので射程は長にする
・連撃の発動率を重視して水雷戦隊 熟練見張員を増設に入れる
・ボスマスでも連撃を出してほしいので瑞雲ではなく水偵を使用する
Верный(大発装備可能な駆逐艦)
特大発動艇+一式砲戦車を装備します。いくら特大発動艇+一式砲戦車がつよいと言っても、ボスマスでВерныйが大破したり、T字不利を引いてしまったりした場合には昼砲撃戦の攻撃力キャップに届きません。なのでВерныйの射程を中にします。一戦目の対潜マスでВерныйがMVPを取ってくれるとキラキラがつくので、続くHマス、ボスマスでの回避率を上げて身を守ります。水雷戦隊 熟練見張員は、2番目に改修が進んでいるものを装備します。一番進んでいるものは矢矧に渡して雷装値のボーナスを甲標的に乗せたいからです。
Верныйが1回MVPを取ると、夜戦をしなければCond値が大体49で戻ってきます。
-9 (昼戦-3*3回)
+12 (S勝利+4*3回)
+10(MVP1回)
-15(帰投)
---------------------
-2
4-5を一周すると-2の計算になります。ここに夜戦突入の-2や、時間経過の+3、MVPを逃して-10が計上されていきます。あらかじめキラキラを付けるとそこそこの回数でキラキラを維持して周回することができますが、今回の集計ではスタート時点でキラキラ無しで開始しています。
駆逐艦1の枠に求められる能力は大破しないこと、先制対潜ができること、特大発動艇+一式砲戦車を装備できることの3点です。その中で一番打たれ強いと考えるВерныйを使用していますが、装備プリセットを使って早潮や巻雲、初霜とローテーションしても良いです。
海防艦改
この編成の主役達です。役割は次の3点です。
1.Dマスでの先制対潜
2.ボスマスでの港湾棲姫削り
3.バケツを使わずに入渠すること
今回は改造済みの海防艦を採用します。例えば4-4等のように役割が先制対潜やバケツ節約に限られている場合は未改造の海防艦が適しています。4-5では港湾棲姫を削る役割もあるため、改造済みを採用しています。
港湾棲姫への昼砲撃戦でのダメージは、同航戦で29~109、反航戦で割合~68程度になっています。
もともとあまり高くなく、さらに中破すると8割近くが割合ダメージになってしまいます。未改造海防艦で割合ダメージを入れ続けるのとそんなに変わらないような気もしてきますが、2隻がかりで2巡攻撃する機会があり、2桁ダメージの積み重ねやクリティカルでのダメージが無視できない強さです。
装備プリセットとローテーション
この編成の肝は、連続出撃できることにあります。以下の要素を満たすと連続出撃できる状態を維持しやすいです。
・矢矧が2隻以上いること(4スロ軽巡でも可)
・改造済みの海防艦が複数いること
・特大発動艇+一式砲戦車を装備できる駆逐艦が複数いること
軽空母2隻は旗艦ローテーションしてキラキラを維持します。Верныйは出撃時のCond値が41以下になったら休憩するか交代します(42以上あれば1戦目でS勝利、MVPを取ることができれば2戦目でキラキラ状態になります)。海防艦は1以上のダメージをもらったら入渠して交代します。画像のような装備プリセットがあるとスムーズに交代できます。
海防艦の入渠時間は、レベル高めでがっつり大破すると1時間半くらいになります。小破や中破でも入渠させていくので、30分~90分くらいの入渠でドックが埋まっていきます。
海防艦の能力そのものはそこまで影響しない海域なので、レベルは低い方が有利です。改造したての海防艦を2隻で103レベル以上になるまで育てるためにここで経験値を入れるなどしています。レベルの低い海防艦から順番に投入していきますが、改造済の海防艦を使う機会はそんなにないので全部つぎ込むくらいの勢いで使っています。
条件
いつもどおり……ではなく、海防艦は1以上のダメージを受けた時点で交代します。海防艦以外の艦は小破した時点で修理しながら周回しました。
守るつもりのない戦果周回ルール
- 出撃ボタン押下時~帰投後補給ボタン押下時の時間を出撃時間とする
- 大破艦が出たら撤退する
- 出撃時に中破以上の艦がいないようバケツを使用する
- 対潜海域ではダメコン進軍を許可する
- 対潜海域では出撃時の中破艦を許容する
- (帰投時点の提督経験値-出撃時点の提督経験値)*7/10000 を獲得戦果とする
- 海域道中に補給マスがある場合、獲得した資源を消費資源と相殺する
結果
- ボス勝利率
出撃・内訳 | 回数 | 割合 | 大破箇所 |
---|---|---|---|
合計 | 50 | - | |
S勝利 | 40 | 80% | |
A勝利 | 3 | 6% | |
B勝利 | 0 | 0% | |
敗北 | 1 | 2% | |
撤退 | 6 | 12% |
50回出撃して44回ボス到達しました。
4回S勝利を逃しました。そのうち1回はC敗北です。
- 交戦形態と夜戦の有無
ボス44戦のうち、昼戦S勝利が22回、夜戦S勝利が18回でした。
昼戦S勝利は50.00%になりました。
- 戦果、消費資源、平均値
項目 | 50出撃 | /1出撃 | /S勝利 | /1時間 | 高速修復材の消費量内訳 |
---|---|---|---|---|---|
戦果 | 101 | 2.02 | 2.52 | 25.53 | |
出撃時間 | 3:57:20 | 4:45 | 5:56 | - | |
燃料 | 4,713 | 94 | 118 | 1,191 | |
弾薬 | 3,389 | 68 | 85 | 857 | |
鋼材 | 3,259 | 65 | 81 | 824 | |
ボーキサイト | 5,600 | 112 | 140 | 1,416 | |
高速修復材 | 38 | 0.76 | 0.95 | 9.61 |
※ボスB~S勝利だけを抽出した場合
・戦果 :2.24~2.31
・出撃時間:4分13秒~5分45秒
(平均4分40秒/周)
- 場所別バケツ消費量
マス | 龍鳳戊 | 瑞鳳乙 | 矢矧乙 | 海防艦1 | 海防艦2 | Верный | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
D | 1 | 2 | 3 | ||||
H | 2 | 4 | 4 | 13 | 9 | 5 | 37 |
T | 2 | 1 | 11 | 12 | 12 | 9 | 47 |
雑感
かなり気に入っています。
まず連続で出撃できる点がかなり大きいです。個人的な挑戦として2023年1月は出撃デイリーまるゆに挑戦していて、1月1日~1月31日の間に31隻のまるゆをドロップしようとしています。土日に集中して4-5を周回するときなどに疲労抜きをしている場合ではなく、ずっと4-5と向き合っていられる点はうれしいです。
次に、S勝利あたりの資源消費がかなり小さいです。燃料118, 弾薬85, 鋼材81, ボーキサイト140となっていて、燃料、弾薬、鋼材の消費の小ささが嬉しいです。バケツを得られる遠征をメインで出しているので特に鋼材が安いところはありがたいです。
良くない点は、S勝利率があまり高くないところです。出撃の80%程度で絶望的に悪くはありませんが、ボスまでたどり着いてS勝利を逃すことが50出撃で4回あり、S勝利1回にかかる時間に響いています。
バケツの消費は、4-5軽量編成の中では抑えられた方だと思います。1回S勝利するまでに消費するバケツは0.95個になりました。通常の軽量編成だと1.2~1.8くらいになるので、1を切るのは良いスコアだと思います。ただし入渠ドックは微妙に追いつかないので、もう少し改善したいところです。
海防艦改を出撃できるところがそもそも良いです。あまり使い道がなく遠征の専門家になっていました。
まるゆも出ました。まるゆも出たので満足です。
他の編成との比較はこちらから。
senka.hatenadiary.jp
以上
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