3-4です。TwitterやMastodonで「空6」「疑似空6」と呼ぶ人を多く見かけます。重たい編成にすると上ルートへ進みますが、水母を使うと渦潮を回避してボーキサイト回収マスを通ります。正規空母2, 軽空母2までは許されるので、ボーキサイトを犠牲にして戦果を稼ぎます。
艦隊
使用した編成は画像の通りです。
道中3戦(ACEGJP)ルートを通ります。画像の編成で制空値は197です。艦載機のレベルを多少落とす余裕があります。索敵値は意識していませんが、一度も逸れていません。
- Aマス…制空値なし
- Cマス…72で確保(17/36/72または16/36/69)
- Eマス…戦闘なし(ボーキサイト+45~145)
- Gマス…84で確保(19/42/84)
- Jマス…戦闘なし
- Pマス…168で確保(19/42/84または38/84/168)
軽空母は2隻までです。空母と戦艦の合計が5隻以上の場合、C→Bへ逸れます。せっかくなので普段使っている瑞鳳や鈴谷ではなく、低速軽空母の飛鷹と隼鷹にしました。開幕で9割戦闘を決めようという編成なので艦攻多めです。昼戦に移行した後は軽巡や水母よりも先に動かしたいため、長射程の艦爆を装備しています。正規空母よりも火力が低いものの、戦爆連合カットインが上手く補ってくれて具合が良いです。
正規空母は2隻までです。正規空母と戦艦の合計が3隻以上の場合、C→Bへ逸れます。ボーキサイトに糸目をつけないと決めた編成では、しばしば五航戦改二が採用されます。艦攻をいくつ装備するか2秒考えた結果、全部艦攻になりました。
水母が1隻必要です。水母と軽巡を含む編成の場合、C→Eへ進みます。空母に艦戦を一切持たせていないので、制空値を一番稼ぐことができるCommandant Testを採用しました。3-4の制空値は優しめなので、水戦は1つで足りました。せっかくなので残りは爆装のある装備で固めましたが、瑞雲や晴嵐がどれだけ貢献したのかはわかりません。
軽巡が1隻必要です。軽巡も駆逐艦も含まない編成の場合、C→Bへ逸れます。水戦を持つことができる多摩改二に出てきてもらいました。空母に艦戦を一切持たせていないので水戦多めです。装備枠が1つ余ったので、触接のために水上偵察機を持たせています。
触接について
開幕の航空攻撃を主軸に据えた編成なので、触接の開始率(偵察機の索敵値)と攻撃力補正(装備命中値)をそれぞれ意識しています。
隼鷹の4機枠に彩雲(東カロリン空)、多摩の1機枠に零式水上偵察機11型乙(熟練)を装備しています。これだけで触接開始率は112%になります。
攻撃力補正が最大の120%となる確率を上げるため、命中+3以上の装備をいくつか採用します。零式水上偵察機11型乙(熟練)は索敵+8, 命中+3とどちらも優れていてすばらしいです。その他、索敵+4, 命中+3の九七式艦攻(友永隊)を3つ持たせています。これで最大倍率120%の触接が成功する確率は83.6%程度、次点117%の触接が成功する確率は95.1%程度となります。
触接は奥が深く、命中+3の九七式艦攻(友永隊)を載せられるだけ載せれば良いかというとそうでもなさそうです。あくまで倍率での補正ですので、もともとの攻撃力(雷装)の値が小さければ効果も小さくなってしまいます。
例えばSwordfish Mk.III(熟練)は索敵+5, 命中+3あって触接判定には優秀です。飛鷹の流星改を1つSwordfish Mk.III(熟練)に変更した場合、最大倍率120%の触接が成功する確率は89.3%程度、次点117%の触接が成功する確率は96.8%程度となります。その代わりに装備枠1つの開幕攻撃力が流星改の120→Swordfish Mk.III(熟練)の88まで落ちてしまいます。この差は触接によってさらに開きます。
開幕攻撃重視の編成では、こういった触接の要素を踏まえて艦攻を選択する必要があります。これでSwordfish Mk.III(熟練)の存在を忘れていたわけではないことがわかってもらえたと思います。
参考:航空戦 - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
結果
- ボス到達率
出撃・内訳 | 回数 | 割合 |
---|---|---|
合計 | 20 | - |
S勝利 | 16 | 80.00% |
A勝利 | 1 | 5.00% |
B勝利 | 0 | 0.00% |
敗北 | 0 | 0.00% |
撤退 | 3 | 15.00% |
出撃20回中、17回ボスに到達しました。(85%)
- 戦果、消費資源、平均値
項目 | 20出撃 | 1出撃あたり | 1時間当たり |
---|---|---|---|
戦果 | 46.06 | 2.30 | 27.39 |
出撃時間 | 1:40:54 | 5:03 | - |
燃料 | 6115 | 306 | 3636.27 |
弾薬 | 5129 | 256 | 3049.95 |
鋼材 | 2149 | 107 | 1277.9 |
ボーキサイト | 5795 | 290 | 3445.99 |
高速修復材 | 17 | 0.85 | 10.11 |
※ボスB~S勝利だけを抽出した場合
・戦果 :2.60~2.66
・出撃時間:4分45秒~5分45秒
ボーキサイトの消費量は、Eマスで獲得したボーキサイトの量を差し引いています。20回出撃での獲得ボーキサイト合計は1660, 平均すると+83でした。
雑感
ボーキサイトを犠牲にしているだけあって、戦果の実入りが非常に良かったです。
また、飛鷹や隼鷹など、低速の空母を混ぜることができて良いですね。4-4で育てることも可能ですが、選択肢が多いに越したことはありません。旗艦に置いた飛鷹が何度もMVPを取ってくれました。旗艦は常にキラキラが付いている状態だったので、軽空母で旗艦を入れ替えても良かったかもしれませんが、面倒臭そうだったのでやりませんでした。母港での手間が増えなくてよかったです。
見ての通り多摩の攻撃力には一切期待できないので、中破してもバケツを使いませんでした。弾薬の補給をする必要もありませんでしたが、ボーキサイトを湯水のように使う一方で一戦分の弾薬をケチるのもしょうもないなあと思ったのでやめました。母港での手間が増えなくてよかったです。
コンセプトが似通っていると思った3-4高速+との違いもわかりやすいものでした。こちらの編成の方がボーキサイトの消費が大きく、バケツの消費が小さいです。そして増設枠を自由に使えるので、ダメコン進撃をして出撃を無駄にしないことができます。開幕で一掃するため砲雷撃戦での被害も受けにくく、ダメコン進撃の相性も良さそうです。
それにしてもボーキサイトの消費がきついです。資源を犠牲にして短時間で戦果を稼ぐ目的で使うことになりそうです。やり始める前は「20周したら阿武隈と日進を入れて雷撃アリのバージョンとか、大発動艇を入れたバージョンとか、大鳳とSaratogaを使ったボーキ節約バージョンとかも試してみたいな~」などと暢気なことを考えていましたが、月末か来月以降へ持ち越すことにします。
私には普段使いはとてもできませんが、月末の追い込みでは活躍しそうです。
おまけ
気持ちよくなりたいときにも活躍しそうです。
以上